自己組織化を利用したフロー制御の輻輳に対するロバスト性評価
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概要
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高速ネットワークでは、ネットワーク全体の情報収集が必要なリアルタイム制御の適用は不可能と考えられてきている。このため、著者らは自律的に動作するネットワークエレメントを自己組織化として協調させることにより、高速ネットワークでも有効なフロー制御方式を提案した。この制御はネットワークワイドな情報を使用せずに、ネットワーク全体の制御と行なうことを目的としている。このような全体を統治する機構を陽に持たない制御によって、全体のロバスト性を持たせることができるかということは、重要な課題である。そこで本報告では、この自己組織化を利用したフロー制御の高負荷状態におけるロバスト性をシミュレーションにより評価する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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