CD-ROMによるソフトウェア流通技術の現在と将来
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概要
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日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)では、CD-ROMを利用してソフトウェア・パッケージの販売をおこなう"CD Showcase"というシステムを1994年9月に開始した大容量記憶媒体として、CD-ROMは、この2年間で、著しく一般ユーザーの間に浸透していった。また、CD-ROMの作成およびスタンピングのコストの低価格化とプロセスの容易化も進み、雑誌や書籍にCD-ROMが付録として添付される状況もごく日常的になってきている。"CD Showcase"も、3ヶ月に一回のペースで、新しいソフトウェア・パッケージの提供を続けている。この論文では、これまでの"CD Showcase"システムの経験をもとに、ユーザーにとってより便利で魅力的なシステムをめざして、現在すでに行われているシステムの報告と、今後展開していく必要のあるシステムおよひ技術について解説するものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18