ICカードシステムにおけるセキュリティ機能更新の検討
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概要
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近年、ICカードを利用した電子マネーやクレジットサービス等の提案・提供が盛んである。これらのサービスでは金銭情報等の重要な情報を扱うため、不正を防止するセキュリティ技術、とくに暗号技術が注目されている。暗号技術はデータの改ざんやなりすまし等への対策として多くの場面で用いられている。一方アルゴリズムや暗号鍵の漏洩等によりセキュリティ機能を更新する際には、それらの機能を具備するシステムの構成要素(蝋末等)に変更を加える。現実のサービスシステムにおいては、システム構成要素の変更はシステムの規模に応じてコストが増大すると考えられ、システムヘの影響を小さくできるセキュリティ機能更新についての検討が重要である。本稿ではICカードシステムにおいて暗号鍵を更新する場合について検討を行い、暗号鍵更新の課題を挙げる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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