固有空間のテーブル表現を用いた高速パタン分類
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概要
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一般的に高精度なパタン認識の主流としてはカテゴリに応じた大量の計算量を必要とする。実際、高精度に漢字などを認識する場合にはカテゴリが非常に多く、膨大な計算量を必要とする。一方で、処理を簡素化すると正読卒が低下するという問題がある。従来より簡素な処理でカテゴリ数を絞り込むための処理(以後、大分類と呼ぶ)を前段に行い計算量を減らす工夫が行われていた。その場合であってもカテゴリ数のオーダーの計算量が必要であり、より高速な処理速度を目標にする場合には問題があった。このような目標に対してはカテゴリ数に依存しない計算量で認識を行う分類処理が必要であると考える。本報告では正読率の低下を防ぎつつ、高い分類率を実現するために固有空間のテーブル表現を用いた高速な分類方式について提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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