ミリ波モノリシック電力増幅器における電力合成技術
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概要
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近年、マイクロ波通信システムの発達に伴い、準ミリ波帯・ミリ波帯においてより高出力、高効率なモノリシック電力増幅器(MMIC/PA)が求められ、各所において盛んに開発されている。準ミリ波帯・ミリ波帯デバイス(FETなど)では利得の低下を補うため電流密度を高く設定しており、FET部の発熱が大きい。また波長が短いためFETのパターン寸法(FETなどのゲート幅)によっては位相遅れが発生し、出力電力はFETのパターン寸法に比例して大きくならない。、従って準ミリ波帯・ミリ波帯における高出力化は、ただ単にFETのパターンを大きくするだけでは達成するできず、最小単位としてのFETを合成回路を用いて電力合成することにより行われる。ここでは準ミリ波帯・ミリ波帯MMICにおける電力合成についてその得失についてまとめる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
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