規範問題モデルとしての平面伝送線路構造の提案
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概要
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数値計算環境の発達に伴いシミュレータが高機能かつ複雑化してきた。同時にユーザにとっては未知領域が膨れ上がり、シミュレータは巨大なブラックボックスとなりつつある。シミュレータの有効利用を図りかつシミュレータの発達のために、各ユーザーは自らがシミュレータ機能を検証しその特徴について理解整理すべき段階にきている。そこで、規範となるベンチマークモデルとそのシミュレーションの標準的な結果(標準結果)が在れば、各ユーザは自分のシミュレーション結果と標準結果を比較することによってシミュレータ機能の検証が効率良く行えるはずである。本報告では、ベンチマ一クモデルの設定について筆者の私見を述べ、平面伝送線路構造について選定したモデルの一部を例示する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18