ベンハムのこまが色付く分子的メカニズム
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概要
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ヒトの眼には赤、緑、青に感じる3種類の受容細胞があり、それぞれの細胞に含まれる視感物質が入射光で励起される。ところが一般に分子の励起状態の自然寿命は、励起光の波長の3乗に比例する。したがって、3種の受容体の残像時間が異なる。そこで、白色光の下でベンハムのこまを回したとき、こまの白い部分を見た後の残像が色によって異なり、残像が白色でなくなる。このことは、ナトリウムランプの実験で一層明瞭に現れる
- 日本物理教育学会の論文
- 1999-08-09
日本物理教育学会 | 論文
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