新入生に見る高等学校における物理履修の割合と理解度の変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大阪工業大学では、新入生の高等学校における物理の履修率及び理解度について、過去3年間アンケート調査を実施してきた。それによると、昼間部における物理履修率は、この3年間ほぼ横這い状態であるが、理解度には低下の傾向がうかがえる。2003年実施の新しい学習指導要領では、「ゆとり」のある教育が強調されているが、今後の大学における物理教育のあり方について、今から十分に検討し、準備しておく必要がある。
- 日本物理教育学会の論文
- 1999-08-09
著者
-
林 正人
京大基研宇治
-
林 正人
Jst Erato-sorst量子情報システム:東京大学coe
-
林 正人
大阪工業大学
-
尾崎 一彦
大阪工業大学
-
奥田 賢三
大阪工業大学
-
中西 章
大阪工業大学
-
中野 正浩
大阪工業高校
-
林 正人
京大理
-
尾崎 一彦
大阪工業大学工学部一般教育科
関連論文
- ノーベル物理学賞受賞記念「展示と模擬実験」
- 大阪工業大学工学部における「総合科目」の現状 : 「時間と空間」を中心に
- 新入生に見る高等学校における物理履修の割合と理解度の変化
- 学習指導要領にかかわる問題と大学教育
- 大学設置基準大綱化後の共通(教養)教育のかかえる問題
- 21pWA-2 情報符号化における量子・古典対応(シンポジウム 量子系におけるコトの物理学,領域11,統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理)
- 28a-R-6 Particle Scattering in 2+1 Dimensional Gravity
- Exact Solubility of Chern-Simons Theory (量子場の理論)
- Conformal Supergravity(原子核三者若手夏の学校(素粒子パート),研究会報告)
- 超対称性原理と紫外発散(Kaluza-Klein理論と素粒子の時空構造,研究会報告)
- su(1,1)-コヒーレント状態としてのコーシー・ウェーブレット : それに関連した生成消滅関係とInteracting Fock Spaceの関係(第8回「非平衡系の統計物理」シンポジウム,研究会報告)
- Subnormal operators regarded as generalized observables and compound-system-type normal extension related to $\mathfrak{su}(1,1)$ (New Development of Infinite-Dimensional Analysis and Quantum Probability)
- アインシュタイン「展示と模擬実験」を企画・開催して(2005世界物理年)
- アインシュタイン「展示と模擬実験」
- 大阪工業大学工学部における1年次物理教育の検討
- 第20回大会関係論文 フォ-ラム新入生の高等学校における物理履修の割合およびその理解度
- 出発点はどこか (-大学1年の物理教育は今-)
- 31a-LB-10 Kl_4 decay in a relativistic quark model
- 4a-SA-3 K→3πdecays in a relativistic quark model
- ランダム結合神経網における興奮領域の成長 : ニューロン場モデルによる取扱い (神経系と数学的モデル)