昭和46年7月18日の集中豪雨による兵庫県西南部の災害について
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概要
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昭和46年7月18日,兵庫県西南部を襲った集中豪雨により相生市周辺で山地崩壊が相ついで発生した.相生市周辺の地質は後期中生代に噴出した流紋岩質溶結凝灰岩より構成される.一般に播磨地方の流紋岩質溶結凝灰岩地域は特異な山容をなし比較的安定した地貌を呈しており,崩壊等の災害は予測できそうもない地域である.この報文は相生市周辺の勾配 30° 以上のいわゆる急傾斜地の崩壊と法面崩壊の現場を観察し,地質状況や崩壊の形態を3つのタイプに分類してその数例を写真でしめしたものである.
- 一般社団法人日本応用地質学会の論文
- 1971-12-01
著者
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安江 勝夫
中部支部
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上野 将司
株式会社応用地質調査事務所 大阪事務所
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中川 正男
株式会社応用地質調査事務所 大阪事務所
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中山 義雄
株式会社応用地質調査事務所 大阪事務所
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安江 勝夫
株式会社応用地質調査事務所 大阪事務所