未固結地山トンネルにおける切羽画像処理システムの適用事例
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概要
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最近、デジタルカメラが普及し様々な分野で活用されている。山岳トンネル分野では、画像処理技術と組み合わせて、切羽観察の書類作成や切羽情報の定量分析に利用されつつある。今回、開発を進めてきた画像処理システムを用いて、6分割CD-NATMで施工する未固結地山への適用を試みた。その結果、書類作成業務の省力化を実現し、地質変化の表示機能から地質不良部の変化動向を捉え、効果的な対策工を行うことができた。しかし、未固結地山では地質不良部の色彩変化が小さく、色相分析のみでは明確な地質区分が困難となる場合が多い。そこで、種々の画像解析手法を検討し、当該地山に適合した解析法の一例を示した。
- 1998-02-10
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