インドネシアにおける応用地質の現状 : とくにダム開発・地下水開発について(<特集>海外の応用地質)
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概要
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インドネシア共和国は,構造地質的には島弧海溝系で構成される変動帯の中にあり,日本と同様に複雑な地質構造を有している.応用地質的特徴としては,熱帯気候下での岩石の著しい風化漬食,それを覆う火山堆積物,広く分布する石灰岩の存在である.これらの地質的特徴が示す地盤特性によって,地盤災害,あるいは土地利用などが特徴づけられている.ここでは同国での水資源開発の調査経験から,ダム開発,地下水開発に伴う応用地質的現状を示すとともに,現場での技術的対応事例について示した.
- 一般社団法人日本応用地質学会の論文
- 2004-02-10
著者
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永田 聰
明治コンサルタント(株)
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中原 正幸
農林水産省農村振興局農村政策部農村環境課
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高木 圭介
(独)緑資源機構
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MAKMUR Anwar
Research Institute for Water Resources, MSRI, Indonesia
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Makmur Anwar
Research Institute For Water Resources Msri Indonesia
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中原 正幸
農林水産省
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