ICD2000-33 IEEE1394網高信頼化の検討

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概要

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信頼性の高い通信網を実現するには、通信経路を多ルート化し、故障時にルートを切り替える方法がある。しかし、IEEE1394網ではツリートポロジーに制限されているため、多ルート化してループを構成すると通信できない。本稿では、論理的にツリー接続のまま、物理的にループ接続可能とする方法を提案し、網高信頼化と誤接続対応を行った。P1394aのポートdisable機能を用い、ループ接続可能なノードを試作した。ループ接続回避に要する時間は3ループが存在する場合において約1.4msであった。さらに、多ループ形態でのループ接続回避時間の低減法についても言及する。本提案はオフィス、学校、家庭などの構内バックボーン網への応用が考えられる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-07-20

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