非線形量子化器を用いた16ビット△ΣD/A変換器
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
光加入者系ネットワーク向けの次世代音声帯域用PCM CODEC-LSIを開発した。本稿では本LSIに内蔵されるD/A変換器を取り上げる。小信号域において従来より高い信号対雑音歪比(以下、SNDR)を必要とするD/A変換器のノイズシェーピング部に、新しく考案した非線形14値量子化器を用いた2次△Σ変調器を採用し、小信号域で16ビット精度を実現するとともに、小レイアウト面積(1.47mm×0.39mm)、低消費電力(5mW)を実現している。本LSIは0.8μmポリ2層アルミ2層CMOSプロセスを用い、チップサイズ6.9mm×6.9mm、QFP64ピンパッケージであり、単一5V電源で消費電力は73mWtyp、-20〜80℃で動作する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-08-21
著者
関連論文
- ΔΣPLL送信機用ループ帯域校正システム(VLSI一般(ISSCC2005特集))
- SiGeHBT/CMOSを用いた5.8GHzETC用シングルチップトランシーバIC
- C-12-39 SiGe HBT/CMOSを用いたETC用5.8GHzワンチップトランシーバIC
- 非線形量子化器を用いた16ビット△ΣD/A変換器