16bit 1チップ・マイクロコントローラ用CPU
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概要
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従来高機能AVマイコンとしては、8ビット・マイコンが使用されてきた。しかし、AV製品の高機能化に伴い大規模化するプログラムを処理するには従来の8ビット・マイコンでは、アドレス空間の制約や、処理スピード性能の限界から不足であり、また大規模なプログラムを効率よく開発するためには、C言語、OSなどを使用する必要があるが、8ビット・マイコンではアーキテクチャ上の制約からC言語、OSの処理には限界があった。そのような背景からC言語処理やOSの処理を高速かつ効率的に実行できる1チップ・マイクロコントローラ用CPUコアが待望されていた。今回、バンク構造の汎用レジスタ、直交性が高く規則的かつコード効率のよい命令セットを採用したC言語、OSの処理向きの16ビットCPUコアを開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-16