システム・オン・シリコン時代に向けて : VSIアライアンスの目ざすもの
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
LSIの回路規模の指数関数的な増大に対処するためには、設計手法やツールの変革に加えて、設計の再利用を促進することが不可欠である。しかも、産業界全体の規模で再利用ができるようにすることが必要である。このため、異なる所で開発された設計資産(IP)を1チップ上に効率よく集積し、検証し、あるいはテストするための、インターフェース標準が必要である。この標準(VSI標準)を確立することを目的として、非営利組織VSIアライアンスが設立された。本稿では、設計再利用の重要性について論じた後、VSI標準V.1.0の概要について紹介し、さらに設計再利用に関する、その他の課題について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06