斜め球面接続光コネクタ用ステップフェルールの回転ずれによる挿入損の増加
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概要
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本論文は, 接続端面角度を8度および12度の斜め球面に成形研磨したステップフェルールを使用したシングルモード光ファイバ用APCコネクタ(Angled-physical-contact optical connector)について記述したものである.ステップフェルールが円周方向に若干回転ずれをした状態で相互接続されたとき, 挿入損は増加する.この挿入損増加に及ぼす諸要因について, ステップフェルールの斜め球面を数式により解析して, 光ファイバ端面を密着接続させるフェルールの許容回転角度の理論計算式を求めた.更に, 理論計算値と挿入損の測定実験値と比較して, ステップフェルール付きAPCコネクタのフェルールの回転角度と挿入損の増加の相関性を求めた.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-25
著者
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