高速ディジタル信号伝送用ケーブルコネクタ
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概要
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インテリジェントビルの高速LANなどでは, あらかじめ敷設したフロアケーブルと通信装置との間を接続する自動配線システムが要望されている. これまで, マトリクスボードと接続ピンから構成されるピンボード形マトリクススイッチを用いた自動配線システムが開発されているが, 高速LANへ対応できる広帯域な自動配線システムを実現するためには, マトリクスボードだけでなく, スイッチのI/O部であるケーブルコネクタの高速広帯域化が必須である. このため, コネクタ構造と伝送特性の関係, ケーブル引き回し形式, プレスイン端子の小形化などを研究し, 高速広帯域コネクタ設計指針の明確化, 高速広帯域化に適した新しいケーブル引き回し形式の提案, プレスイン端子小形化設計手法の確立を行った. 更に, 上記研究結果をもとに, ケーブルコネクタを試作・評価し, 100Mbit/sオーダの高速ディジタル信号を伝送可能であり, 広帯域自動配線システムに適用可能なことを明らかにした.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-25
著者
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