低電圧制御を可能とするイオンヘッド
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イオンジェットプリンタはコロナ放電で発生した気中のイオンを直接制御し, 絶縁体上に静電潜像を形成して電荷を有する着色粒子で現像し可視化する. レーザプリンタとは異なりレーザ光学系と感光体を使用せず高速記録が可能なため, 高速の中量印刷を必要とするプリプレスなどの分野に適している. 従来のイオンジェットプリンタ用ヘッドは, 画素ごとにコロナイオンを発生させ制御するため, 高圧高周波の特殊な駆動回路が必要であった. ここでは, 駆動電圧30VのICでイオンを制御できる高速イオンヘッドを開発したので報告する. ヘッドは解像度400dpiからなり, 32×32ドットの2mm角の漢字を記録速度20枚/分で記録している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-25
著者
-
保坂 靖夫
(株)東芝研究開発センター情報・通信システム研究所
-
保坂 靖夫
東芝 研開セ
-
永戸 一志
(株)東芝 研究開発センター
-
永戸 一志
東芝 研究開発セ
-
保坂 靖夫
(株)東芝研究開発センター