「電子情報と音声合成について」
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
声によるコンピュータ情報へのアクセスは、平等なコミュニケーションの方法として有効であろう。情報化社会の進化が生み出したコンピュータのキーボードを自由に操り、自由に情報をアクセスできる人と、コンピュータを使えないがために情報化社会から取り残された人との差を縮めるだろう。社会の国際化や情報化によって、多言語コミュニケーションはより一般的かつ身近なものになったが、今だ言葉の壁は大きい。本報告で紹介する音声合成とそのデータベース作成技術により、親しみやすい、聞き取りやすい、個人性をもつ合成音声が可能になりました。しかし、この音声合成技術の高品質化に伴い、新たな問題が生まれた。つまり合成された音声があまりに人間の声に近いことによって生じた著作権(声の権利)と、翻訳された結果や声で伝えるニュアンスの相違など内容に対する責任の問題である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-03
著者
関連論文
- 波形接続型音声合成におけるF0の傾きを考慮した接続コストの検討
- 漫才の生成とその創発的計算
- 韻律を用いた発話タイプの識別
- 英語における韻律構造と文法構造の違いについて
- 日本語文音声における韻律情報と焦点の検討
- 音声波形接続型音声合成のための物理的距離関数
- 音声波形接続合成専用テキストのデータベース作成について
- 波形接続型音声合成システムにおけるアクセント型を考慮した音素単位選択
- 日本語文音声における音素継続時間長とfocusの検討
- 外国語の音声合成について
- 音素接続部の不連続感を考慮した単位選択について
- 文音声における波形比較による強調抽出
- 入力音声の韻律を用いた音声合成
- 単位選択における音素境界の不連続感の検出及び音声合成への応用
- CHATR : 音声合成データベース処理について
- Tones and Break Indices (ToBI)システムと日本語への適用
- 自然音声の合成への一歩
- CHATR : 自然音声波形接続型任意音声合成システム
- 自動ToBI : 日本語朗読発声用の韻律ラベリング・ワークベンチ
- 非可聴つぶやき認識(音声,聴覚)
- NAM Interface Communication(音・音声インタフェース)
- NAM Interface Communication(音・音声インタフェース)
- 日本人による英語フレーズ音声の韻律的特徴の分析
- 微弱体内伝導音抽出による無音声認識
- 逆フィルタ波形の勾配を用いた音声波形の極性の検出
- STRAIGHTを用いたCHATRの韻律制御
- 対話支援のための感情音声合成システムの試作と評価
- 感情音声コーパスの作成と評価
- 大規模英語音声コーパスからの韻律制御について
- コーパスベース音声合成技術の動向[V・完] : 大規模音声コーパスによる音声合成
- 混合正規分布モデルに基づく声質変換法の日英言語間への適用
- プロミネンスと音源パラメータの関係について
- 「電子情報と音声合成について」
- 音声データベース, 及び音声入出力システム評価の国際的協調に関する1994年国際作業部会
- スペクトル傾斜およびラウドネスに対するストレスの影響
- 音声コーパス量の減らし方について
- 音声波形接続合成専用テキストのデータベース作成について
- J-ToBI : 日本語用韻律ラベリング手法