乳幼児の音声言語獲得(<特集>聴覚・言語に関する障害及び加齢,聴覚・言語一般)
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概要
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乳幼児の言語獲得は、音声の入出力による学習を中心とした発達過程であり、音声は知覚と生成の二つの側面を持っている。本稿ではこの各々の側面における乳幼児の音声言語獲得過程を、母語の影響に焦点をあて、日本語の音声言語獲得に関する最新の研究動向を含めて概説する。また、NTTコミュニケーション科学基礎研究所で構築されている乳幼児音声データベースを用いた研究を紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-09-10
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