Walsh変換と効率的な量子アルゴリズム(<特集>量子情報理論とその応用)
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概要
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本論文では, 量子Turing機械で効率的に問題を解く際の一般的な量子アルゴリズムの構造を示す.まず, SimonのアルゴリズムとWalsh変換との関係を明らかにする.次に, DeutschとJozsaの問題が干渉効果により不要項を消去する方法でも効率的に解けることを示し, この結果を基に, より一般的な量子アルゴリズムの構造を示す.最後に, Walsh変換を利用し, この良子アルゴリズムの構造をもった解法例を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-25
著者
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