数値確信度付きファジィルールへの各種推論法の適用およびシングルトン型ルールと従来型ルールとの等価性に関する検証
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概要
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近年,ファジィエキスパートシステムにおいて,確信度を示す数値若しくはファジィ数が付与された形式のファジィルールが使用されている事例が存在する.本論文では,このような形式のルールにおける確信度が数値の場合に対して2通り(直接確信度と間接確信度)の解釈を考え,各々の場合に対して一般的なT-ノルムによるZadehの推論法(直接法),Baldwin,塚本の推論法(間接法)を適用し,その性質を検証する.また,後件部メンバシップ関数の全体集合が有限集合の場合に,複数の結論の合成規則として*-max合成若しくは*-加算合成を用いたとき,各種推論法において,後件部がシングルトン形式の確信度付きルールが従来形式のルールと等価であるための条件を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-25
著者
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