情報選択のマクロモデル : 情報処理限界性と情報行動の基礎原理
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概要
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人間の情報行動は, 個人の興味や記憶, 過剰や飽和感などの生理, 時間・経済などの要因に強く規定されている, と考えられる. ところがこれまで, 認知や知覚の機能レベルの研究を除き, 個体レベルの情報行動を,知的興味や生理的・時間的側面から相互関係的に論述し, "興味" "生理" "時間", それに "金銭" が規定する情報選択の相互関係を原理的・統合的・体系的に論じた例はない. 本論文は, 人間を<生体としての情報処理系>と認識して, 個人レベルの<情報選択のマクロモデル>をもとに, 人間の情報処理限界性・知的生理的機能と, 情報選択行動との相互関係を統合的に考察した後に, 人間が内蔵する情報選択の作業枠組みと情報選択の機能についての考察を行う.
- 1996-02-25
著者
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