超音波FMCWドップラー計測システムによるクラッタ低減効果(超音波)
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概要
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ドップラー効果を応用した超音波血流速度計測では,心臓の弁疾患など高速血流の測定に連続波ドップラー法(CWドップラー法)が用いられている.一方,低速血流の測定限界は組織に代表される固定物からのクラッタ電力に支配されている.本論文では,FM変調したCW超音波を用いてクラッタ電力の影響を軽減し,低速血流の測定限界を大幅に改善できる超音波FMCWドップラー計測システムを提案する.更に,クラッタ抑圧効果を計算し,FMCW超音波を用いたドップラーファントム実験で,本システムの有効性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-10-01
著者
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