人の歩行動作認識技術を応用した自律的位置検出手法(位置検出)(<特集>空間情報認知特性の基礎と応用論文)
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概要
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人の歩行動作の認識技術を応用し,移動中に変化する歩行状態を考慮した歩行速度の推定手法を提案する.本手法は歩数から移動距離を算出する従来の万歩計に比べ,移動中の歩行状態に応じた歩行速度を推定することが可能である.更に,移動方向を検知するための磁気方位センサと組み合わせることにより移動軌跡の算出も可能である.本手法を用いることにより,GPSでは位置検知することができない屋内や地下街などにおいても位置の検知が可能である.本手法を視覚障害者向けの経路誘導に応用することを検討中である.視覚障害者にとって点字ブロックは経路誘導の要になっている.ところが,横断歩道など点字ブロックが敷設できない場所では,誘導の頼りが少なく視覚障害者にとって危険を伴う場合が多い.本手法は,横断歩道などのように比較的短距離な移動であれば正確な軌跡を検知することが可能であり横断支援の可能性を確認した.
- 2004-01-01
著者
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鵜沼 宗利
(株)日立製作所日立研究所
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堀江 武
(株)日立製作所トータルソリューション事業部
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倉田 謙一郎
(株)日立製作所日立研究所
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外山 敦也
(株)日立製作所トータルソリューション事業部
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鵜沼 宗利
(株)日立製作所
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