マイクロプロセサの技術課題と21世紀への展望
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概要
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マイクロプロセサは1971年に誕生し, 以来25年間, 性能向上, 機能向上, 集積度向上を果たしてきた. 現在の最高速製品では動作周波数は200MHz, 300MHzというクラスになり, 集積しているトランジスタ数も数百万個を超え1,000万個規模になりつつある. 各種の家電製品, コンピュータシステムに使われ, 毎年生産されるマイクロプロセサの総演算能力は前年までに生産蓄積された演算能力を超えるという状況が続いている. 21世紀に向けこの性能・機能の向上はとどまるところを知らずに上昇すると予測されるが, 本稿では, 技術面での向上の予測とともに, 21世紀にむけての課題についても述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-08-22