ウィスパーリングギャラリーモードレーザ
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概要
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Whispering Gallery Mode (WGモード)は微小な領域に光を効率良く閉じ込める方法として注目されている。ポリスチレン球に色素をドープした試料を定常励起すると色素からの蛍光スペクトルにWGモードの共鳴がみられる。この共鳴線幅からの共振器のQ値を評価したところ最大10^4であった。パルス励起下ではWGモードによるレーザー発振が直径5ミクロン以上の球で観測された。色素を球に一様にドープするとレーザー発振スペクトルは複雑であるが、ゲイン媒質の空間分布を制御することにより、発振モードを単純化できることが示された。
- 1994-06-15