光コネクタ端面確認スコープの開発
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概要
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今般、ネットワークの拡大と共に光伝送装置、特にWDM関連の伝送装置の需要が急増しており、その競争も激化している。光伝送装置の製造場面においても納期短縮、コスト削減の必要に迫られ、その実現の可否は事業動向さえ左右する状況である。その様な中、製造においては製造に掛かる費用の削減が命題となり、製造設備に関しても安価な設備の調達が必須となる。それに対し、当社では高額な高性能設備ではなく、必要な機能のみに絞った安価な設備の開発を行い製造工程に展開しており、原価低減に活用を図っている。本報告では、既に開発した設備のうち、光コネクタの接続端面を確認するための「光コネクタ端面確認スコープ」についてその必要性・機能等について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-08-17