日本の半導体研究開発戦略の現状と今後
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本の半導体産業のコンソーシアムを中心とした研究開発体制の現状を国際比較すると,我が国のコンソーシアム活動は欧米と遜色のない体制をつくりつつある.しかし,コンソーシアム活動が各企業の研究開発コストの低下に繋がるためには,製造プロセスの標準化等を進めそれに対応した個々の企業の研究分野を見直し,重複投資を止めて費用分担をしていく新たな体制を構築していくことが必要である.さらに,コンソーシアム活動は提携戦略にも結びつくものとして戦略上主体的に実施されるべきもので,国内に整備していく必要がある.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-10-22