MC-CDMAにおける伝搬路推定法の推定精度について
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概要
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本稿ではMC-CDMAにおける伝搬路推定法の推定精度について論じる.理論解析では,FFT前の時間波形を用いる推定法とFFT後の信号を用いる推定法を扱い,両者の推定精度について述べる.その結果,時間波形を用いると遅延パスがガードインターバル内に存在するという情報を有効に利用でき,より高精度な伝搬路推定が可能となることを示す.同時に,時間波形を用いた伝搬路推定は既知信号のフォーマットによって性能が変化することを示す.理論とシミュレーションによる検討の結果,全サブキャリアに位相変調の既知信号を配置する構成を用いれば,時間波形を用いた伝搬路推定により高精度な伝搬路推定を行えることが明らかになった.
- 2002-06-21
著者
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