CDMA下り回線における最適コード割り当て
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概要
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CDMAセルラの下り回線では、直交コード組に複数の異なるスクランブルコードを乗じることでチャネル数を増やし, 端末数の増加には対処することが可能である。しかしながら、異なるスクランブルコードを割り当てられたチャンネルは互いに強い干渉を及ぼしあう。本稿は、直交コード組に複数のスクランブルコードを乗じて生成されるコード群中の各コードを、どのように端末に割り当てるべきかについて論じる。端末で観測されるSIRの平均値を最大にする観点によると、同一組の直交コード組を最大限に利用し、かつスクランブルコードの消費を最小に抑制する方法が最適であることを示す。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-01