音声/データ統合CDMAパケット通信における仮想予約制御方式
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概要
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多種多様なメディアを効率よく伝送する方式として, CDMAを用いたマルチメディアパケット通信が注目されている. また移動体通信の急速な普及により, 限られた周波数帯域で多くの端末を収容する方式の研究が重要となっている. そこで, 本稿ではボイスアクティベーションによって音声トラフィックが変動する事に着目し, 音声パケットの許容遅延を利用して伝送速度を超える一時的な高トラフィックを緩和し, 収容可能な端末数を増加させるパケット予約方式を提案する. 計算機シミュレーションにより, 音声パケットの廃棄率特性とデータパケットの平均遅延時間特性が向上することを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-27