m分布フェージング通信路における同一チャネル干渉特性と有相関2枝CIR選択ダイバーシチの効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
セルラ方式の移動体通信, 衛星移動体通信システムにおいて, 同一チャネル干渉の影響が深刻である. 希望波と干渉波の搬送波電力比(CIR)は通信の品質評価に重要であり,いくつかのCIR測定法が提案されている. 本論文では, 希望波包絡線の変動がm分布, 同一チャネル干渉波がレイリー分布のフェージング環境について, 干渉確率特性を検討するとともに, 有相関2枝のCIR選択ダイバーシチ受信を行った場合の干渉確率を評価し, フェージング指数とブランチ間電力相関係数依存の様子を明らかにしている. CIR選沢ダイバーシチの特性についての研究は, これまで独立ブランチの場合に限られており, 相関のある実用的なブランチの場合について検討された報告は見当たらない.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-26
著者
関連論文
- M分布フェージング通信路における有相関 CIR 選択ダイバーシティの効果
- フェ-ジング信号包絡線の比の確率分布とその一般化について
- Q_M関数に関する二,三の性質
- 同一チャンネル干渉下における選択ダイバーシチ受信の効果に関する検討
- m分布フェージング通信路における同一チャネル干渉特性と有相関2枝CIR選択ダイバーシチの効果
- m 分布フェージング通信路における CIR 選択ダイバーシティの特性
- m分布フェージング通信路における同一チャネル干渉確率とダイバーシチ効果
- 仲上mフェージングチャネル(教養のページ)
- 特性関数による仲上・ライス,m分布フェ-シング回線の誤り率特性の評価
- 有相関m分布フェ-ジング環境下における最大比合成ダイバ-シチの統計的性質