次元拡大型アダプティブアレイの構成と特性
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概要
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TDMAを前提とした高ビットレート移動通信を行う場合に不可欠となる遅延スプレッド補償法として、判定帰還の構造を適用したアダプティブアレイを取り上げ、その効果的タップ係数推定法として次元拡大アルゴリズムを提案し、その原理および導出方法を詳細に述べる。提案するアルゴリズムは、原理的にRLS(Recursive Least Squares)アルゴリズムと同様に最小自乗の解を逐次的に求める物であり、RLSアルゴリズムと同様の高速な収束特性をもつ。ところが、次元拡大アルゴリズムはゲインベクトルを更新するため、相関行列を更新するRLSアルゴリズムより遥かに少ない演算量で実現できることを示す。特に、判定帰還型アダプティブアレイを構成するディジタルフィルタのタップ長が長くなるほど、その演算量低減効果が著しいことを定量的に示す。最後に4素子、44タップの判定帰還型アダプティブアレイを取り上げ計算機シミュレーションによって高速な初期引き込み特性やBER特性を評価する。
- 1998-06-29
論文 | ランダム
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