平衡型光外部変調器を用いたミリ波サブキャリア方式
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概要
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マッハゼンダー型光外部変調器(EOM)の平衡型変調器としての動作(EOMのバイアスをバイナリ信号でスイッチングすることによって動作させている)を簡単なモデルを用いて説明し、実験によってモデルの妥当性を確認している。本変調器を用いてスプレッドスペクトラム変調(サブキャリア周波数40GHz、チップレート100MHz、データレート10MHz)を使った広帯域通信への適用例を示した。実験結果はシミュレーション結果とほぼ一致し、BER特性でのシミュレーションからの劣化は10^-6>点で1dB以下であった。これらの結果から、EOMを平衡型変調器として使うことが将来の広帯域ミリ波パーソナル通信システムに有望であると考えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-28