セルラーシステムにおける移動体の位置・移動方向・移動速度検出方式の提案とその一応用
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概要
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移動体の位置・移動方向・移動速度の新検出方式の提案とその階層化セル構造を有する移動体通信網への応用例を述べている. 本方式は移動体から発信された信号の周波数を移動体の周辺に位置する各基地局が検出し, この検出信号中のドップラー, 周波数と各検出局の地図上の位置から移動体の位置・移動方向・移動速度を決定する. その結果, 移動体通信網は, 本検出データを多方面にわたる移動体網管理技術に適用することができるようになる. 本提案は, 階層化セル間のハンドオーバおよび周波数利用効率の向上に好適であることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-25