希土類鉄ガーネット結晶を用いた光磁界センサの高周波応答性

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概要

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Bi 置換希土類ガーネット(BiRIG)結晶を用いた光磁界センサについて、1GHzまでの高周波磁界に対する応答性を測定した。その結果、周波数帯域は3dB帯域で150MHzであることが確認された。周波数特性には数100MHz付近で共鳴ピークが観測され、1GHzに向かって徐々に応答性が低下していくことが分かった。観測された共鳴ピークは、磁壁移動の共鳴現象に起因すると考えられる。また、飽和磁界の大きいBiRIG結晶を用い光磁界センサは、周波数帯域がやや広くなることが分かった。これらの光磁界センサ単体を光CTとして使用する場合には、立ち上がり数μs以下のサージ波形等の高周波電流を検出するのに十分な特性を有することが明らかとなった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-02-12

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