リチウムイオン電池用ニッケル系複合酸化物正極の合成と電気化学特性
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概要
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ノート型パーソナルコンピュータや携帯電話などの小型携帯電子機器の市場拡大に伴い、リチウムイオン電池には、高容量化と低コスト化が強く求められている。そのために、従来のコバルト酸リチウムに比べて比容量が大きく、しかも原材料コストの低いニッケル酸リチウムをベースとするニッケル系複合酸化物の開発が行われている。しかし、比容量の大きさを生かすためには、充電終止電圧を高くして利用率を上げる必要があり、このときに充放電サイクル寿命特性や信頼性を確保することが課題であった。そこで、複合化する元素と焼成原料および焼成条件を検討した結果、充放電サイクル寿命特性に優れた複合酸化物LiNi_<0.6>Co_<0.3>Mn_<0.1>O_2を開発した。
- 2001-02-09
著者
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