R2000-12 SMDタイプフィルムコンデンサの信頼性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
SMDタイプフィルムコンデンサには特有の制約条件がある。特に、回路基板にリフローはんだ付けを行う場合には、フィルム材の溶融温度がリフローピーク温度に近くなり、部品メーカーの推奨リフロー温度プロファイルを厳守しないと部品としての信頼性が保証されてない。今回我々は、SMDタイプフィルムコンデンサ保管時の吸湿がリフロー後の電気的特性及び信頼性に与える影響について評価を行った結果、SMDタイプフィルムコンデンサを実装する場合、保管環境と吸水率の関係、吸水率と耐熱性の関係を把握して使用しなければ十分な信頼性が得られないことがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-16