環境保全活動と信頼性
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概要
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地球環境問題が大きくクローズアップされて国際的な課題となり、各国で各種の法的規制が増加してきており、特にメーカー企業における設計、生産、販売、サービス活動などは従来の無制限なやり方に対して環境との調和を強制される動きへと変化している。従来は、製品の高性能、高機能、高品質が優先した考え方であり、少なくとも環境保全の考慮は必要なかった。しかし、今や環境問題は企業活動として基本的課題であり、省エネルギー、省資源、リサイクルなど環境保全を考慮した生産活動を、製品や部品の信頼性を低下させることなく、かつコストアップにならない検討をしなければならなくなった。従って、環境対応のための製品の信頼性評価や設計変更等の確認は極めて重大である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-19