自動車用コネクタの嵌合外れ防止機構の信頼性
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概要
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自動車用コネクタハウジングには、振動等で嵌合が外れない様にハウジングをロツクする機構が付いている。自動車内の環境は厳しいが、自動車の高性能化、長寿命化に伴い、それが助長される傾向にある。このためコネクタハウジングの劣化がより一層加速され、メンテナンスでコネクタの嵌合を外す際に、ロック機構の故障を防ぐために、更に長期にわたる信頼性を確保する必要性が高まっている。 今回は主な劣化要因である熱に着目し寿命推定を行った。これを基に市場信頼性を保証し得るロック機構部の設計基準を求めた。またロック機構の信頼性を評価するための加速試験条件を求めた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-16