酸化チタン多孔質膜を用いた色素増感太陽電池 : その特徴と課題
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概要
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酸化チタン太陽電池はシリコン太陽電池に比べ、安価で原料が無毒など、いろいろな利点を持っている。酸化チタン太陽電池の光電変換効率を上げるためには、酸化チタン膜に色素増感剤を高密度に担持する必要がある。我々は均一の細孔径を持つ酸化チタン多孔質膜を開発した。その細孔径は製造時に数nmから10μmまで調節可能である。適当な孔径の細孔を持つ酸化チタン多孔質膜を用いることにより、色素増感剤を高密度に担持でき、効率を向上させることができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-15