ポリシランを利用した発光ダイオード
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概要
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紫外、ないしは近紫外域にエレクトロルミネッセンス(EL)を示すことが期待される、ポリシランを利用した高分子発行ダイオード(LED)の研究の進展に関して報告を行う。ポリシランを利用したLEDでは、LEDの動作機構の解明、及び駆動条件に適したポリシランの化学構造の検討が進んだ結果、ジフェニル系ポリシラン誘導体を発光層とする単層、及び多層のLEDにおいて、近紫外域のELが室温でも観測されるようになっている。これらのLEDのEL効率における分子量依存性、ポリシラン層と電子輸送層を積層した多層のLEDで動作特性が改善されるメカニズムに関して考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-05