OME2000-84 圧力分布センサシステムの食感測定への可能性 : 汎用高速サンプリングシステムの開発
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概要
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本研究の目的は、高速サンプリングが実現できる汎用システムの開発をハード及びソフトウェア一体で行い、咀嚼時の圧力分布を計測するシステムを開発することである。このシステムは既に他社で開発されている、噛み合わせ計測用のセンサーシートとは異なり、咀嚼中における口腔内での圧力分布の時間変化が追跡できる。今回、高速計測システムを開発し、ヒトの咀嚼中に口腔内にかかる圧力の時間分布の変化を1200Hzまで計測した。咀嚼動作の解析には、十分なサンプリング速度が達成できたと考える。しかし、まだいくつかの問題点が残されている。今後、本システムの改良を試みることは、食感センサシステム開発の基盤となりうるものと確信する。
- 2000-08-14
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