OME2000-72 水晶振動子式においセンサを用いた微量水中油分モニタの改良
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概要
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我々はすでに、感応膜としてPVC膜を用いた水晶振動子式においセンサを用い、河川等への油分流出事故による水道原水の着臭をいち早く検出する微量水中油分モニタを開発している。この装置は、測定値の定量性を確保するために原水(河川水)を一定流量でサンプリングする必要があり、ポンプ、ニードル弁、砂ろ過フィルタなどの部品と、フィルタの洗浄に用いる水道水の供給が必要で、設置場所などの制約になっていた。今回、上記の部品のない簡単な構造で一定流量の原水サンプリングを実現でき、洗浄水も不要な新しいスパージャ(気化器)を開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-08-14
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