LB(Langmuir-Blodgett)膜味覚センサによる滴定特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
二鎖型分子であるDiOctadecyldemethylAmmoniumBromide(DOABr)を膜物質として用い、下層液にPotassium Polyvinyl Sulfate(PVSK)を含有させ、ポリイオンコンプレックスを施したLB膜を銀板電極に累積し, 味覚センサを実現した。呈味物質判別の一手法として、呈味溶液を滴下することによる膜電位変化に加え, その変化の時間応答をもう一つのバラメータとして取り入れた呈味物質計測法を考案し、その変化から5基本味物質(酸味、塩味、苦味、甘味、うま味)の判別が単一膜センサにおいても可能となることを実験的に検証した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-21
著者
関連論文
- カーボンナノチューブ(CNT)を用いた抗原-抗体センサの研究
- C-13-7 LB膜味覚センサ測定法の検討(C-13. 有機エレクトロニクス, エレクトロニクス2)
- 三鎖構造を有するLB膜味覚センサの検出特性
- A-3-16 バイオセンサ用パイプラインADコンバータの設計(A-3. VLSI設計技術, 基礎・境界)
- LB膜味覚センサ応答の検出電極金属依存性
- A-3-8 バイオセンサにおける平均変位量による特徴抽出(A-3. VLSI設計技術)
- A-3-7 味覚センサ用演算LSIの設計(A-3. VLSI設計技術)
- A-3-6 においセンサ用演算LSIの回路設計(A-3. VLSI設計技術)
- C-13-11 LB膜を用いたバイチャネル味覚センサ(C-13.有機エレクトロニクス)
- C-6-2 LTCC基板に形成するPbフリー厚膜抵抗体(C-6.電子部品・材料)
- 水晶振動子の抵抗値変化測定によるにおい判別
- C-2-36 集束型背面反射板を持つCPWスロット共振器を用いた放射型発振器発振器
- マルチスロット共振器を用いた5.8GHz帯放射型発振器
- マルチスロットアンテナと一体化したミリ波CPW型ミキサ
- マルチスロットアンテナ一体化CPW型発振器
- ミリ波CPW給電多スロットアンテナ
- 単一指向性化CPW給電型多スロットアンテナ
- CPW給電型スロットアンテナ
- Mg含有Al-Si金属配線の表面保護膜によるEM特性の評価
- ナノスコピックプラズマプロセスによるバイオデバイス構築
- LB膜を用いた味覚センサ混合味識別の一検討
- LB膜味覚センサを用いた混合呈味物質の識別化
- 複合チャネルLB膜味覚センサ
- A-1-46 バイオセンサ用逐次比較型ADコンバータの検討(A-1.回路とシステム,一般講演)
- A-1-36 SVMによる味覚識別用LSIの設計(A-1.回路とシステム,一般講演)
- A-1-35 パイプライン型ADコンバータ用S/H回路の設計(A-1.回路とシステム,一般講演)
- LB膜味覚センサにおける識別能力向上
- LB膜味覚センサにおける識別能力向上の検討
- LB膜を用いた単チャネル味覚センサ
- LB(Langmuir-Blodgett)膜味覚センサによる滴定特性