反転構造LB膜光導波路
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概要
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膜厚方向に2次の非線形光学感受率(x^(2)>)が反転分布した構造(NIST)の光導波路を考案した。モード結合理論による変換効率解析の結果、2-docosylam ino-5-nitropyridine Langmuir-Blodgett(DCANP-LB)膜でNIST導波路を作った場合、通常構造に比べて、チェレンコフ放射型位相整合SHGの変換効率を50〜100倍程度大きくできることが分かった。この変換効率を最大にする導波路の光学条件が、導波モードSHGの位相整合条件と関係することも分かった。NIST構造の作製方法を提案し、DCANP-LB膜において、基板を反転する方法で良好にNIST構造導波路を作製できた。更に、通常構造の導波路に比べて20〜30倍、変換効率が向上することを実証した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-24
著者
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