光学補償板によるLCDの視角改善
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
視角改善のための理想的な光学補償板を決定した。この光学補償板は、負の△nを有し液晶と類似の配向を取る。この光学補償板は透過型液晶に対しては2つの配置が考えられ、反射型に対しては1つの配置が考えられる。さらに、数値シミュレーションにより、光学補償板による視角改善の上限を求めた。この結果、透過型液晶においては黒表示の視角依存性を解消できるものの、階調表示の視角依存性を解消できない。これが、光学補償板による視角改善の限界となる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-25
著者
関連論文
- 3層積層ホログラフィックPDLC素子の作製と特性
- 液晶パネルの将来展望
- 2)マルチドメインTN内のスプレイTN配向の安定性(情報ディスプレイ研究会)
- 相補型TN(C-TN)による広視野角LCD : 情報ディスプレイ : 第4回日韓台情報ディスプレイ合同研究会
- RGB積層ホログラフィックPDLC
- 6)相補型TN(CTN) : 広視野角化したTN(情報ディスプレイ研究会)
- 光学補償板によるLCDの視角改善
- 表示技術 (マルチメディア特集) -- (マルチメディア要素技術)
- 11)ホログラフィックPDLCの光学数値計算(情報ディスプレイ研究会)