ヤリイカ電位依存性カルシウムチャネルの特性解析 : 比較生理生化学的観点から(思い通りに動く高分子・一般)
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概要
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ヤリイカを用いて電位依存性カルシウムチャネルの比較生理生化学的研究を行った.ヤリイカの電位依存性カルシウムチャネルα1サブユニットは活性化後ほとんど不活性化しない電気生理学的特性を示した.またPLTX-IIにのみ感受性を示す特異的な薬理学的特性を持つことから殺無脊椎動物薬のスクリーニングに利用できると考えられた.βサブユニットによる電流発現能についての解析から,βサブユニットのN末端に存在するPKCおよびCK2によるリン酸化部位がその責任部位であると考えられた.βサブユニットのN末端のPKCおよびCK2によるリン酸化により逆向きに制御される電流発現調節機構について2つのモデルを提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-10-17
著者
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