マルチエージェント系におけるフォーカルポイントに基づく合意形成
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概要
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複数のエージェントによってタスクを処理するマルチエージェントシステムにおいて, エージェントは協調的, 組織的に行動する必要があり, エージェントらの合意形成による最適な意志決定が重要である。しかし, 環境情報に不確実性が含まれる場合や, 明示的な通信が困難な環境では, 合意形成による協調作業の実現は容易でない。そのような場合, 状況や場の必然からエージェントらの選択が自然に一致する点である共同注視点の概念を利用した合意形成が有効である。本稿では, マルチエージェント協調問題に対して共同注視点に基づいた合意形成により問題解決を行うことを目的とし, 強化学習によってエージェントが共同注視点を獲得するための枠組みを提案する。
- 1999-07-22
論文 | ランダム
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